やばみちゃんのやばみ

決して腐りませんよ

私は怒ったぞ

何に怒っているかわからないしなんで怒ってるかも全然わからないしピーエムエスかロックの初期衝動かわからんなんかのむかつきが

出口を探して、というか出口がないから私の肌を切り裂いて無理やりに世界に出ていこうとしている

肌を切りたくない、痛みと血が苦手だから

死にたくない、この世が好きだから

タトゥーをクレンジングですぐ落ちてしまう太い線が引けるアイライナーを使い左腕に描き入れて、仕上げにお湯で簡単に落ちてしまうほそいアイライナーでフリルや点描や星を描き込んで、漫画の工程のようだ、と思いながら自傷の真似事をした

私の腕を見た服飾デザイナーの中年の女性が

若いのに刺青なんて、と言ったから

ご安心ください、これ全部タトゥーらしくうまく描き込んではありますけどクレンジングやお湯で落ちるウソの刺青なんです、と答えた

その女性はギョッとした顔をしたのでわたしはほくそ笑んだ、良い仕事をしたと思った

タトゥーをした存在よりタトゥーシールをした存在のほうが冒涜的だという理由でみんな嫌いますから、私はタトゥーシールを貼ります、と言って笑った